メジャー開幕へ向け米大リーグ機構(MLB)が考案している新型コロナウイルスの感染対策について、ESPNやニューヨーク・ポストなど複数の米メディアが16日(日本時間17日)、一部の情報を伝えた。

ESPNによれば、原案には現時点でのウイルス検査の方針、遠征時や球場内での注意事項などが記されており、以下の内容をMLBが勧めているという。

1.選手や、試合に出場しないチーム関係者は、最低でも約1・8メートル離れて球場のスタンドに着席。国歌斉唱時も同様

2.ハイタッチ、グータッチ、ハグなどの禁止。唾を吐くこと、かみたばこの使用、ひまわりの種をかむことも同様に禁止

3.試合後、球場内でのシャワーの利用自粛、遠征時の移動でタクシーや配車サービスの使用禁止

また、3グループの枠組みを作り、<1>選手や医療スタッフなどの関係者、<2>その他の従業員(球団フロントスタッフ)ら2グループに属する約100人は、定期的なウイルス検査を行う。グループ<3>は清掃員やグラウンドキーパーとなる。

選手については、自宅から球場へ向かう前など1日に複数回、体温を測り、グループ<2>を含めて週に複数のウイルス検査を行う。家族も同様に行われる。

検査結果で陽性が出た場合には、すぐに隔離される。ただし、遠征時については明記されていない。復帰には隔離後の検査で2度、陰性の結果が求められ、無症状であることと、医療関係者の承認が必要となる。

選手は球場のフィールド以外でマスクを着用。遠征先でレストランへ食事に出かけることは許可されない。ESPNが入手した文書によれば、MLBは本拠地での試合の際にも選手の行動規制を勧め、関係者の家族を含めてウイルスの拡大防止に協力を求めている。