エンゼルス大谷翔平投手はマリナーズ戦に5番DHでスタメン出場。3回の2死満塁の好機には二飛に倒れたが、6回2死一塁の第4打席でフェンス直撃の適時中二塁打を放ち、5打数1安打1打点だった。試合はスタッシ、プホルス、レンドンが本塁打を放つなど10-2で快勝した。
レイズ筒香嘉智外野手はブレーブス戦に4番左翼で先発。0-1とリードされた3回2死満塁で打席に入り、ブレーブスの先発右腕ライトの2球目の外角カーブをとらえ右中間へ逆転の2点右前適時打を放ち、4打数2安打2打点とメジャー初のマルチ安打をマークし勝利に貢献した。8回からは三塁の守備に就いた。好調のチームは5-2で勝ち4連勝。
レッズ秋山翔吾外野手はカブス戦でメジャー初の1番で先発したが、3打数無安打で8回に代打を送られて退いた。中堅の守備でも打球を見失うなど存在感を示せなかった。試合は5-8で敗れた。
<エンゼルス10-2マリナーズ>◇28日(日本時間29日)◇エンゼルスタジアム
◆エンゼルス大谷翔平 5番DHスタメンで5打数1安打1打点
※試合終了
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マリナーズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
エンゼルス | 0 | 0 | 2 | 3 | 1 | 2 | 0 | 2 | X | 10 |
◆大谷第1打席 先発左腕シェフィールドに対し、2球目の低めの速球を空振りし、カウント1-1からの3球目の内角速球に一、二塁間へのゴロ。シフトで守っていた遊撃手が処理したため記録は遊ゴロ
◆大谷第2打席 3回、2点を奪いなおも2死満塁のチャンスで打席に入り、カウント1-0から2球連続ファウル。4球目の外角へのスライダーを打ち上げ二飛
◆大谷第3打席 5回1死無走者で打席に入り、2番手左腕コルテスに対しカウント0-2から真ん中寄りのカーブを打ち返し、二塁ベース左への痛烈な当たりとなったが、シフトで守っていた三塁手の正面となり三ゴロ
◆大谷第4打席 6回2死一塁で打席に入り、カウント1-0から3番手右腕グロツのほぼ真ん中のシンカーをジャストミート。打球はバックスクリーン右のフェンス直撃の適時中二塁打となった
◆大谷第5打席 8回1死無走者で打席に入り、3番手右腕グロツに対しカウント2-1から2球連続でファウル。最後は外角へのスプリットで空振り三振。この日は5打数1安打1打点で打率は1割4分3厘
<レイズ5-2ブレーブス>◇28日(日本時間29日)◇トロピカーナフィールド
◆レイズ筒香嘉智 4番左翼スタメンで4打数2安打2打点
※試合終了
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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ブレーブス | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
レイズ | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 5 |
◆筒香第1打席 2回先頭で打席に入り、ブレーブスの先発右腕ライトに対し、カウント0-2から内角の速球に詰まって遊飛
◆筒香第2打席 2死満塁で打席に入り、初球の外角カーブを見逃し0-1。2球目の同じようなカーブは外角に甘く入り、右中間へはじき返す逆転の2点右前適時打。続くマルティネス、ウェンドルも連打を浴びせてリードを広げた
◆筒香第3打席 5回1死一塁で打席に入り、2番手右腕のトムリンに対しカウント2-2から外角カーブをファウル。6球目の内角カットボールを空振り三振
※8回の守備から三塁へ
◆筒香第4打席 先頭で打席に入り、4番手左腕マツェックの初球のスライダーを右前へクリーンヒット。この日は4打数2安打2打点で打率は2割3分5厘
◎筒香の話 チームも勝っているし、本当に毎日が充実している。初めての投手ばかりなので、そこは打席の中でいろいろな引き出しを使ってやっていくしかない(共同)
<レッズ5-8カブス>◇28日(日本時間29日)◇グレートアメリカンボールパーク
◆レッズ秋山翔吾 1番中堅スタメンで3打数無安打
※試合終了
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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カブス | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 8 |
レッズ | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 5 |
◆秋山第1打席 カブスの先発右腕ミルズに対し、カウント1-0から外角の速球を引っかけて投ゴロ
◇秋山3回守備 先頭のキプニスの何でもないセンターへの飛球が太陽に入り、秋山がボールを見失って捕球できずアンラッキーな三塁打となる。次打者ホーナーの適時打でカブスが先制
◆秋山第2打席 3回2死無走者で打席に入り、カウント0-1から2球目のカーブを空振り。3球目の内角速球に詰まり遊撃の後方へ上がったフライは落ちるかと思われたが、左翼手に好捕され左飛
◇秋山6回守備 1死二、三塁でホーナーの打球はセンターフライ。秋山がバックホームするも送球は三塁方向へそれ、追加点を許す
◆秋山第3打席 6回先頭で打席に入り、カウント2-1から外角のシンカーを流したが三ゴロ
◆秋山第4打席 8回、先頭のカサーリのソロ本塁打で3点差に迫り、無死無走者で打順が回ってきたが、3番手に左腕ライアンが登板し代打を送られて退いた。この日は3打数無安打で打率は2割となった