マーリンズのジョン・ベルティ内野手が、25日のメッツとのダブルヘッダー第2戦でホームスチールを含む1イニング3盗塁を決めて話題となっている。

30歳のベルティはメジャー2年目の昨季に17盗塁をマークした実績の持ち主。この日は6回に四球で出塁すると二盗と三盗を次々に成功させる。さらに2死三塁の場面で捕手の返球の隙をついてディレードスチールを敢行。途中で転びそうになったものの、投手からの返球を捕手がこぼしたこともあって生還を果たした。

MLB公式サイトによると、本盗の場面を映像で見たベルティは「つまずいたときはあんなに(ホームベースから)遠いとは気づいていなかったよ」と振り返っていた。

なおマーリンズで1イニングに3盗塁を決めたのは史上初めて。リーグ全体では2019年5月にマリナーズのマレックス・スミスが達成して以来となった。