第1シードのレイズが、第5シードのヤンキースに敗れ、黒星発進となった。

中盤までは競り合ったものの、9回に5失点して万事休す。スタメンから外れた筒香嘉智外野手(28)は、出場機会がなかった。

1点差試合では13勝5敗とめっぽう強さを発揮するものの、空中戦となればヤンキースに対して分が悪いのも仕方なかった。18年サイ・ヤング左腕の先発スネルが、ソロ3発を含む4失点。9回には、スタントンに満塁弾を浴びるなど、15安打9失点とヤンキースの破壊力に屈した。

試合後のキャッシュ監督は「才能豊かな(ヤンキースの)打線相手に、不利なカウントになるとタフだ」と振り返った。その一方で「我々はすごく自信を持っているし、準備はできている。やり返すだけだ」と、第2戦へ向けて気持ちを切り替えていた。