ナ・リーグ優勝決定シリーズに勝ち上がったドジャースとブレーブスはいずれもスター選手ぞろいだが、メジャーリーグ有識者たちが地区シリーズ(NLDS)で最も優れたパフォーマンスを見せた選手に選んだのはブレーブスのトラビス・ダーノー捕手だった。

メジャーリーグ公式サイトによると、ダーノーは13人からの1位票のうち12票を獲得。コディ・ベリンジャー外野手(ドジャース)、ダンスビー・スワンソン遊撃手(ブレーブス)を大きく上回る支持を得た。

オールスター選出経験もない31歳のダーノーだが、マーリンズ相手の地区シリーズでは大当たり。3試合で10打数6安打、2ホーマー、7打点、OPS(出塁率+長打率)2・092の大活躍で、ブレーブスの捕手としては2005年のブライアン・マキャン以来となるポストシーズンシリーズでのマルチホーマーをマークした。