常識破りのレイズ野球が、ヤンキースを撃破した。ア地区シリーズ第5戦の6回1死、ヤ軍の2番手左腕に対し、キャッシュ監督は代打で右打者のブロッソーを起用。迷いなく4番打者の左打者、崔志万を代えた。そのブロッソーが8回にヤ軍の守護神チャプマンから決勝弾。値千金の1発にベンチ待機だった筒香嘉智外野手(28)もチームメートと喜びを爆発させた。12年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出にキャッシュ監督は「最も素晴らしい瞬間。非常に特別なこと」と興奮気味に話した。
投手交代でも先手を打った。第2戦で93球を投げたグラスノーを中2日で先発起用した。2回1/3を無安打無失点と力投していたが、3回途中で今季チーム最多の6セーブを挙げたアンダーソンにスイッチ。その後はポストシーズンで2セーブを挙げているフェアバンクス、カスティーヨの“クローザー3本柱”でつないだ。今季メジャーNO・1のリリーフ陣を序盤から次々と投入し、失点を防いだ。
適材適所でメンバーを替え、この日も投打で起用した選手が躍動した。キャッシュ監督は「選手たちを誇りに思う」と胸を張った。11日(日本時間12日)からはワールドシリーズ進出をかけてアストロズと対決する。昨年、地区シリーズで敗れた相手に、借りを返す。



