大リーグのリーグ優勝決定シリーズ(7試合制)は、ア・リーグが11日(日本時間12日)からカリフォルニア州サンディエゴで、ナ・リーグが12日(同13日)からテキサス州アーリントンで行われる。

ア・リーグで08年以来12年ぶりのワールドシリーズ(WS)出場を目指すレイズは、18年サイ・ヤング賞左腕のスネル、2年連続WS出場がかかるアストロズは、今季5勝(3敗)を挙げるなど成長著しい26歳左腕バルデスが先発する。両チームは昨年の地区シリーズでも対戦し、アストロズが3勝2敗で突破。開幕前日、レイズのキャッシュ監督は「昨年は足りなかったが、その経験は生かされると思う。彼らは三振が少ない。投手陣がうまく投げないといけない」とアストロズ打線への警戒を強めた。また、休養日なしの7試合制となるため野手を1人減らし投手を増員する考えも明かした。筒香はここまで3試合で8打数無安打と結果を残せておらず、メンバー外となる可能性も出てきた。

ナ・リーグで2年ぶりのWS出場を目指すドジャースは快速右腕ビューラー、99年以来21年ぶりのWSに挑むブレーブスは、左腕フリードが先発の予定。