ヤンキースの右腕ドミンゴ・ヘルマン投手(28)は、MLBのドメスティックバイオレンス(DV)規定に違反したとして、2019年9月に出場停止処分を受け、今季メジャーで登板機会なしに終わった。その同投手が、今オフにドミニカ共和国で行われているウインターリーグに参加し、順調に投げていることが分かった。ニューヨークの地元テレビ局SNYが電子版で報じた。

メッツのシニアアドバイザー、フィル・レーガン氏によると、ヘルマンのピッチングからは鈍った様子は感じず、シャープな変化球と、96-97マイルに達する速球を投げているという。

ウインターリーグの開幕試合でヘルマンは先発し4イニングを投げ、チームは継投でのノーヒッターを記録した。

同投手は19年シーズンに18勝4敗、防御率4・03をマーク。来季の復帰が待たれる。