今季3年目のシーズン後に年俸調停の権利を得たエンゼルス大谷翔平投手(26)は、チームに残留し、来季の年俸について交渉することが決まった。

2日(日本時間3日)、米大リーグ機構(MLB)は、各チームのメジャー40人枠で出場登録が6年未満の選手に対して来季契約の意思を示す期限を迎え、エ軍は5選手に対して契約をしない旨を伝えた。当該選手に大谷は含まれず、球団保有の選手として、今後は代理人側の希望する年俸と球団側の提示で交渉をスタートさせることとなった。

18年にメジャーに移籍した大谷は、MLBの規定により1年目は最低年俸の54万5000ドル(約5720万円)。2年目も年俸は微増で65万ドル(約6830万円)だった。4年目は大幅に増額するとみられ、大谷の代理人側は希望額を来年1月15日までに球団側に伝える必要がある。