エンゼルス大谷翔平投手(26)が6日、来年に延期された東京オリンピックへの思いを語った。アドバイザリー契約を結ぶアシックス・ジャパン主催のインスタグラムライブに登場。

インタビュアーから五輪の話題を振られ、「まずは、ちゃんと開催されているところを見てみたい。今大変だと思いますけど、なかなか東京でやるというのはないので、純粋に見てみたい」と願った。

プロ入り後、国際大会の経験は15年のプレミア12だけで、17年のWBCは故障で出場できなかった。日の丸を背負ってプレーすることに対しては「日本代表として出るというのは、選手としては目標の1つだと思う」。一方で、メジャーの主力選手の出場は現状で認められていない。自身も来季、投打二刀流の再復帰へ向けて調整中で「東京オリンピックに出るとなると難しいとは思いますけど、応援してます」と侍ジャパンにエールを送った。

今季は8月上旬に右腕の屈筋回内筋群を損傷し、その後は打者に専念。10月初旬にキャッチボールを再開し、米国でリハビリを続けていたが、既に日本に帰国し、トレーニングを続けている。勝負の4年目へ「いい成績を残して、ポストシーズンに行って世界一になるのが一番の目標ではあるんですけど、自分の力をまずはフィールドで100%出し切って、その結果、返ってくるものを次につなげたいというのが、小さい目標」と意気込みを語った。