今オフ、大型補強を進めるパドレスが18日(日本時間19日)、メッツを含む3球団による三角トレードでパイレーツから先発右腕ジョー・マスグローブ投手(28)を獲得した。複数の米メディアが伝えたもので、身体検査後、正式に発表される見込みだ。

マスグローブは昨季は1勝5敗、防御率3・86だったものの、2019年には自己最多の11勝を挙げるなど、先発ローテーションの中軸を担える右腕。これまでアストロズ、パイレーツに所属し、メジャー5年間で通算29勝38敗2セーブ、防御率4・33をマークしている。

パドレスは、昨年12月にレイズから19年サイ・ヤング賞左腕のブレーク・スネル、カブスからダルビッシュ有を獲得。ポスティングでメジャー移籍を目指した巨人菅野との交渉こそ不成立に終わったものの、積極的な先発陣補強を進め、これが今オフ3度目の大型トレード補強となった。ヤンキースからFA(フリーエージェント)となっていた田中将大投手(32)の調査も進めていたが、マスグローブ獲得で、先発ローテはほぼ整ったことになる。