レッドソックスは16日(日本時間17日)、ロッテから海外FA権を行使した沢村拓一投手(32)と2年契約を結んだと発表した。

米メディアによると、基本年俸は120万ドル(約1億2600万円)だが、2年目は成績次第で最大170万ドル(約1億7900万円)までアップ。3年目は球団と沢村の双方が選択権を持ち、年俸は2年目の上がり幅によって変動する。球団が行使した場合は300万~400万ドル(約3億1500万~4億2000万円)、球団が行使せず沢村が行使した場合は60万~220万ドル(約6300万~2億3100万円)。各年とも試合数に応じて最大25万ドル(約2630万円)の出来高が付き、3年で最大765万ドル(約8億300万円)の契約となる。

沢村はこの日、自身のインスタグラムを更新。「この度、ボストン・レッドソックスと契約させて頂きました。海外FA権を行使してからの今日に至るまで、悩み抜いて決断しました。決断するまでの想いや経緯は、自分の言葉で話せる機会にお話させて頂ければと思います」(原文まま)とつづった。18日(同19日)から始まるフロリダ州フォートマイヤーズでのキャンプはビザが発給され次第、合流予定。オープン戦で結果を残せば守護神争いに加わる可能性も十分にある。