吹雪のなかでタイガースのミゲル・カブレラ一塁手が今季第1号となる2ランを放ち、今季中のキャリア通算500本塁打達成に向け、順調な滑り出しを見せた。MLB公式サイトが伝えている。

500本塁打まであと13本として開幕を迎えたカブレラは初回、昨季サイ・ヤング賞のシェーン・ビーバー投手の第3球を豪快に打ち返し、ボールは右翼へ飛んだ。カブレラはベースランニング中にフェンス越えを確信して手を挙げたが、審判からホームランのコールがなかったため慌てて二塁へスライディング。その後、本塁打との判定が出てホームベースへ帰還した。

カブレラは「打った瞬間は、どこに飛んでいったのか分からなかった。ボールがフェンスを直撃したから、二塁打だと思った。それでスライディングしたんだ」とコメント。その後、二塁塁審から本塁打と告げられたと明かした。

カブレラはこれでメジャーでのキャリア通算488本塁打を記録。2008年から所属するタイガースでは350本目という節目の1発になった。