「2番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(26)の好走塁が、逆転につながった。

1点を追う6回無死一塁、2番手の右腕ドブナックの低めチェンジアップを捉え、バットを折られながらも中前へ運んだ。一塁走者のフレッチャーが二塁を蹴って三塁を狙い、ツ軍の中堅手から三塁へ送球される間に、大谷はスキを見て大一塁から二塁へ進塁。無死二、三塁と一気にチャンスを広げた。

6回表に逆転された直後にチャンスメークし、大谷は二塁上で両手の拳を突き上げてガッツポーズ。ベンチを盛り上げた。すると、続く3番トラウトの左前適時打で逆転のホームを踏んだ。

流れに乗ったチームは7回、1番フレッチャーの適時打、アップトンの満塁弾など打者一巡の猛攻で6得点。ツインズに大勝し、貯金を3とした。大谷は4打数1安打も、好走塁でチームの勝利に貢献した。