2026年に開催が予定されている第6回WBCの決勝戦の開催球場について、前回2023年と同様にマーリンズの本拠地、マイアミのローンデポパークが最有力候補に浮上していると29日(日本時間30日)、地元紙マイアミ・ヘラルド電子版が伝えた。

同紙は「2026年のWBC優勝決定戦(他のラウンドも含め)の開催地として、ローンデポパークが有力視されていることが関係者の間で確認が取れた」とリポートした。なお「MLBと選手会は2026年のWBCの会場と日程を正式に決定していない。今シーズン中に発表される予定である」とも伝えている。

昨年の第5回大会では1次ラウランドD組の試合と準々決勝の1試合、準決勝以降の全試合がローンデポパークで行われ、決勝戦で日本が米国に3-2で勝利。最後は9回にマウンドに上がったドジャース大谷翔平投手(29)が当時の同僚、エンゼルスのマイク・トラウト外野手(32)を空振り三振に仕留め、劇的な幕切れとなった。

これまでの決勝戦は第1回大会がペトコパーク(サンディエゴ)、第2回と第4回大会がドジャースタジアム(ロサンゼルス)、第3回大会がAT&Tパーク(現オラクルパーク、サンフランシスコ)で行われ、マイアミでは前回が初開催となった。