エンゼルス大谷翔平投手(26)の次回登板は、順調にいけば11日(日本時間12日)の敵地アストロズ戦となることが明らかになった。7日(同8日)、マドン監督が明かした。11日のアストロズ戦での先発について「その通り。その日が彼が再び投げる時。我々はできるだけ定期的に登板させたいと思っている」と話した。

前回5日(同6日)のレイズ戦登板から中5日での先発となる。同戦では5回0/3を投げ、1安打無失点。6四球を与えながら、7三振を奪う力投を見せたが、チームが終盤で逆転され、2勝目はお預けとなった。

また次回、投球回で1回1/3以上を投げれば、「Two-Way-Player(二刀流選手)」に登録が切り替わる。二刀流選手のルールは19年に発表され、20年シーズンから採用された。投球回20イニング以上、野手で20試合の先発出場(1試合3打席以上)を満たすことが条件となる。昨季は特例で18年シーズンの成績が適用されたため、大谷は二刀流選手として登録されていた。

「2番DH」で出場する7日のドジャース戦前にはルーティンの壁当てを行い、約5分間の軽めのキャッチボールで調整。次回登板へ準備を整えた。