エンゼルス大谷翔平投手(26)が今季2度目の2試合連続ノーヒットに終わった。

21日(日本時間22日)、アスレチックス戦に「2番DH」で出場。3打数無安打で打率は2割6分2厘に下がった。単独トップだった本塁打数14もブレーブスのアクーニャに並ばれた。チームは救援陣が踏ん張れず、逆転負けで2連敗。今季最多の借金7でア・リーグ西地区最下位に転落した。 チーム防御率5・22はメジャー最下位で、投打がかみ合わない。この日は下位打線で1度は逆転したものの、勝ちパターンの救援陣が失点を重ねた。マドン監督は「リードしても終盤で多く失点している。それが問題。一番、落胆する負け方」と嘆いた。長打力を期待される大谷で得点できなければ、投手陣でつなぐしかない。だが、先発が好投しても救援陣が打たれる悪循環となっている。同監督は「士気が下がることかもしれないが、我々は前に進み続けなければいけない」と力を込めた。(アナハイム=斎藤庸裕)