1974年にリリーフ投手として初めてサイ・ヤング賞を獲得した右腕マイク・マーシャル氏が1日に78歳で死去していたことが分かった。古巣のひとつであるドジャースが公式サイトで伝えたもので、死因は明らかにされていないが同氏はホスピスケアを受けていたという。

1967年にタイガースでメジャーデビューしたマーシャル氏が台頭したのはエクスポズ(現ナショナルズ)移籍後で、73年には92試合の登板でリーグ最多の31セーブをマークした。

ドジャースでのプレーは74年から76年途中までと短かったが、74年には106試合にリリーフ登板して15勝12敗21セーブ、防御率2・42の好成績でサイ・ヤング賞を獲得した。またオールスターにもこの年から2年連続で選出されている。

ドジャースから移籍後はツインズ時代の79年にも32セーブを挙げてタイトルを獲得。通算で724試合に投げて97勝112敗188セーブ、防御率3・14の成績を残した。