パドレスは7回に、フェルナンド・タティス遊撃手(22)の満塁弾で6-2と逆転に成功。後続のマニー・マチャド三塁手が9号ソロでさらに引き離し、シリーズ3連敗を免れた。

パドレスは1-2と劣勢で迎えた7回に押し出しで1点を得ると、タティスがメッツ三番手ジェイコブ・バーンズ投手の4球目を左翼へ運び、今季19号をマーク。キャリア3度目、今季2度目のグランドスラムとなった。

これにより、タティスは1959年にハーモン・キルブリュー氏が達成し、2017年にコディ・ベリンジャー外野手が達成した「22歳以下の選手による開幕49試合での最多本塁打数」に並んだ。本人は「あれは大きかったね。攻撃陣全員の力ですごいイニングになった」と振り返った。

ルイス・ロハス監督は「とんでもない選手だね。必要なツールを全部そろえていて、そのすべてを披露してくれる。あの子は様々な形で相手を倒すことができるんだ。特別な選手だよ」とタティスを称賛した。(AP)