カブスが、敵地ドジャースタジアムで4投手の継投によるノーヒットノーランを達成した。メジャー全体では今季7度目で、現在の投本間の距離になった1893年以降では最多タイ。複数投手による達成は19年8月3日にアストロズがマリナーズ戦で記録して以来。カブス史上では17度目だが、複数投手による達成は球団初となった。

先発した右腕デービーズは5四球を与えながらも6回を94球で無安打に抑え、7回表に代打を送られ交代。その裏はテペラ、8回はチェフィンが抑え、9回に守護神キンブレルが登場。いきなり先頭テーラーを四球で歩かせたが、そこからベリンジャー、プホルス、スミスを3連続三振に仕留めノーノーを完成させた。

カブスは2連勝を収めブルワーズと並んで地区首位をキープ。昨季の覇者ドジャースは4連敗を喫し、首位ジャイアンツとは4・5ゲーム差の2位となった。