アスレチックスの今季開幕投手を務めた先発右腕クリス・バシットが7回を投げて5安打、1失点、4四死球、4三振とし、今季8勝目(2敗)。4月上旬の試合を最後に負けがなく、自己最長の8連勝とした。

バシットは開幕から2戦連続で負け投手となったものの、それ以降は敗れておらず8連勝(6試合は勝敗つかず)。今季ア・リーグ最長の連勝記録を打ち立てた。

アスレチックスのボブ・メルビン監督は「現在の野球で先発投手が7回まで投げるというのは、9回まで投げるような感覚。彼は自らそれを望み、ブルペン勢のプレッシャーを取り除きたいと思っている」とバシットの働きを評価した。

当のバシットは、7回の併殺に貢献したエルビス・アンドラス遊撃手を「素晴らしいプレーだった。あれで僕を救ってくれた」と称賛。アンドラスはアイザイア・カイナーファレハ遊撃手の打球を滑り込んで取ると、その体勢からジェド・ローリー二塁手へグラブトス。ローリーからマット・オルソン一塁手へとボールが渡り、好守備でバシットを援護した。(AP)