エンゼルス大谷翔平投手(26)が、メジャーで初めて1試合2度の敬遠を受けた。

3点リードの2回2死三塁の第2打席、今季4度目の敬遠で出塁。申告敬遠を受け、序盤で早くも勝負を避けられた。続く3番レンドンが見逃し三振で凡退。追加点はならなかった。

さらに3点リードの6回2死三塁、第4打席でこの日2度目の申告敬遠。すると、球場のファンから大ブーイングが起こった。3番レンドンは右飛。またも追加点はならなかった。

第1打席は1回無死一塁、右腕ロペスと対戦し、いきなり3ボール。4球目のストライクを空振りしたが、フルスイングに球場がどよめいた。結局、第1打席も四球で出塁。MVPコールとともに、本塁打を期待するファンからため息がもれた。

第3打席は2点リードの5回無死、チェンジアップにタイミングを外され、二ゴロに倒れた。

第5打席は3番手の右腕マットソンと対戦し、チェンジアップを打ち損じて右飛で凡退。この日は2つの敬遠を含む3四球、2打数無安打だった。打率は2割7分8厘。チームは3連勝で、41勝41敗で勝率を5割に戻した。