エンゼルス大谷翔平投手(26)が、第2打席で日本人野手最多タイとなるシーズン31号ソロ本塁打を放った。2点リードの3回1死、右腕エシェルマンのスライダーを捉え、中越えに運んだ。

打球速度は112・5マイル(約181キロ)、角度31度、飛距離459フィート(約140メートル)。特大の1発は通算78本塁打の中で2番目の飛距離だった。04年に松井秀喜(ヤンキース)がマークした31本塁打に開幕83試合で到達。7月4日、アメリカ独立記念日のメモリアルデーを豪快な特大弾で飾った。

1回1死の第1打席はフルカウントからスライダーに空振り三振。第2打席ではスライダーを捉え、きっちりリベンジした。前日3日の試合では2つの敬遠を含む3四球。勝負を避けられたが、マドン監督は4日、3番で打率2割8分4厘、20本塁打、60打点(3日終了時点)のウォルシュを起用。好調の打者を並べたことで四球を阻止する対策を講じ、大谷が結果で応えた。

第3打席は2番手の左腕ローザーと対戦し、空振り三振。第4打席は4番手の左腕スコットに対し、中飛で凡退した。