第1シードのエンゼルス大谷翔平投手(27)が、フリー打撃でファンを沸かせた。捕手を務める水原通訳を背に11スイング。4発の柵越えを放った。

最初のスイングは空振りで苦笑い。その後、持ち前のパワーを披露し、ラストスイングでは右翼最上段、ルーフトップの壁にぶち当てる特大弾。会場に訪れた多くのファンからどよめきと歓声が上がった。

大谷は第1ラウンドで、ナショナルズのファン・ソト外野手(22)と対戦する。対戦の直前、スポーツ専門局ESPNのインタビューでは「すごくワクワクしてます。楽しんでいけたらいいかなと思うので、素晴らしいバッターたちのバッティングも見ながら、楽しめたらいいなと思います」と胸を躍らせた。