「2番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(27)がメジャーで初めて、1試合2度のダブルプレーを記録した。

3点ビハインドの5回1死一塁の第3打席、右腕ジェフリーズの内角直球を引っ張り、二ゴロ併殺打。5点を追う8回1死一塁の第4打席は、4番手の左腕チェフィンの低めの速球を引っ張り、再び二ゴロ併殺で凡退した。1試合2度の併殺打はメジャー4年目で初となった。

第1打席は1回無死、ジェフリーズに対し、カウント1-1からの3球目、高めの直球にややタイミングが遅れ、左飛に仕留められた。

第2打席は3回無死、カウント1-1からのカットボールを捉えたが、中堅へのライナーで凡退した。

この日は4打数無安打で、3試合ぶりのノーヒットに終わった。打率は2割7分5厘。チームは逆転負けを喫し、アスレチックスとの4連戦で1勝3敗と負け越した。

52勝53敗で借金1となり、ア・リーグ西地区首位のアストロズとは11・5ゲーム差、プレーオフに進出できるワイルドカード圏内までは7ゲーム差となった。