エンゼルス大谷翔平投手(27)が「1番DH」でフル出場し、3打数2安打1打点2四球と3試合連続安打を記録するなど、逆転勝利に貢献した。

今季8勝目&メジャートップの40号と「リアル二刀流」でフル稼働した18日のナイターから一夜明けたこの日は、午後1時11分開始のデーゲーム。それでも、大谷は元気いっぱいにグラウンドへ姿を見せた。

3回の第2打席に右前打を放つと、第4打席には快足を飛ばして投手内野安打をマークした。逆転した直後、8回1死三塁の第6打席では、中堅へ犠飛を放ち、貴重な追加点となる88打点目を挙げた。

試合は、中盤までに最大8点をリードされたエンゼルスが、6回以降、得点を重ねて大逆転。敵地で3連勝を飾った。

マドン監督は、試合前の時点で「彼(翔平)が出ないことも考えていたが、彼が出ると言った。我々はコミュニケーションを取っている」と説明。今後も、常に大谷の状態を確認しながら出場機会を決めていく考えを明かした。