「2番DH」で出場しているエンゼルス大谷翔平投手(27)が、メジャーで初のホームスチールに成功した。

第3打席、5回2死二、三塁から今季11度目の敬遠で出塁。直後、3番ゴスリンの2点適時打で三塁へ進んだ。2死一、三塁、4番ウォルシュの打席の3球目に一塁走者のゴスリンがスタートを切った。捕手サンチェスが二塁ベースカバーに入った遊撃手に送球。その瞬間、三塁走者の大谷がホームへとスタートを切った。

遊撃手から返球されたボールはやや一塁側へそれ、大谷は左手でホームベースをタッチ。間一髪セーフで貴重な追加点を手にした。 4回の第2打席の四球後にも、二塁走者のフレッチャーとともに一塁走者としてダブルスチールに成功。5月2日以来、約4カ月ぶりの1試合2盗塁をマークした。

エンゼルスの球団広報のツイッターによれば、シーズン42本塁打以上&22盗塁以上は、ホセ・カンセコ、アレックス・ロドリゲス、ケン・グリフィーJr.に次いで史上4人目となった。

第1打席は1回1死、右腕タイヨンと対戦。カウント2-2からの5球目、外角直球を捉えたが、左飛に倒れた。