ブルワーズが先発右腕コービン・バーンズと守護神ジョシュ・ヘイダーの2投手による継投で球団史上2度目のノーヒットノーランを達成した。

バーンズは、8回を終えて1四球14三振の内容。球数はキャリア最多の115球に達していた。

ノーヒットノーランの可能性を残しながらの降板についてバーンズは、「8回にマウンドに上がることについてもだいぶ監督に食い下がっていたので、9回も続投する可能性はなかった」と明かした。

最終回を任せたヘイダーについては、「誰かに託すとして、自分が選べるとしたらジョシュ・ヘイダーだろう」と全幅の信頼を示し、「ヘイダーが登板したらまるで試合が終わったような気分だった」と語った。

クレイグ・カウンセル監督は継投の判断について、「バーンズは8回を終えても投げられそうだったが、ヘイダーという最後を締めくくる絶対的な存在がいることが決め手になった」と説明した。

バーンズはこの勝利で10勝目(4敗)とし、防御率は2・25に。152イニングで奪三振数は自己最多の210とした。初のナ・リーグのサイ・ヤング賞選出に向け、今回の好投が追い風になる可能性も出てきた。(AP)