ドジャースのクリス・テーラー内野手(31)が、1試合3発をマークし、ポストシーズンの歴史に残る快挙を成し遂げた。MLB公式サイトが伝えている。

テーラーはまず、1点を追う2回に無死一塁から左腕マックス・フリード投手の直球を捉え、左越えに逆転2ラン。1点リードの3回1死一、三塁から中前適時打で追加点を挙げると、5回には2死一塁から中越えに2ランを放った。さらに7回、左腕ディラン・リー投手のチェンジアップを捉え、左越えに運んだ。

記事によると、ポストシーズンでの1試合3発は、2017年に当時ドジャースに所属していたキケ・ヘルナンデス外野手(現レッドソックス)とアストロズのホセ・アルトゥーベ内野手が記録して以来で、史上11人目の快挙となる。

それ以前には、現役選手では12年にパブロ・サンドバル内野手(当時ジャイアンツ)、11年にアルバート・プホルス内野手(当時カージナルス)が達成。なお、ポストシーズンでの1試合3発は“野球の神様”ことベーブ・ルース氏が1926年ワールドシリーズ(WS)で記録したのが史上初で、同氏は28年WSでもマークしている。