新型コロナウイルスに陽性反応を示して負傷者リスト(IL)入りし、ナ・リーグ地区シリーズ途中から優勝決定シリーズのほとんどの試合を欠場したブレーブスのホルヘ・ソレル外野手が、ワクチン接種を済ませていなかったことを後悔していると語った。MLB公式ウェブサイトが23日に報じた。

ソレルは通訳を介し、「以前とはまったく違う感覚。接種を受けていなかったことを申し訳なく思っており、出来るだけ早く接種を受けるつもり」と述べた。

同選手はワクチン未接種のため、たとえ無症状であっても定期的に検査を受けなければならない決まりとなっている。10月12日に受けた検査で陽性反応が出たため、その日の地区シリーズ第4戦からチームを離脱し、10日間チームから隔離された。21日の優勝決定シリーズ第5戦からチームに合流することが認められた。

ブレーブスではソレルの離脱後エディー・ロサリオ、ジョク・ピーダーソン、アダム・デュボールの3選手が好調で外野の定位置を確保しており、ソレルはポジションを失った形。

もしブレーブスがワールドシリーズ進出を果たした場合、ソレルは敵地での試合に指名打者としての起用が有力とみられる。