MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は、今オフにフリーエージェントとなる可能性のあるドジャースのマックス・シャーザー投手について、ドジャースと再契約しない場合はエンゼルスが有力と述べている。

37歳のシャーザーは、メジャー14シーズンで通算190勝97敗、防御率3・16をマーク。オールスターには8回選出された経験があり、サイ・ヤング賞にも3回輝いている。

MLB公式サイトはシャーザーについて、「2021年も素晴らしいシーズンを過ごしたが、最高の終わり方ではなかった。ポストシーズンでは計16回2/3を投げて防御率2・16と好成績を残したものの、先発3試合のうち2試合で5回を投げきれず、ブレーブスとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦では腕の疲労のために登板せず。シャーザーはすでにドジャースで最後の登板を終えたとみることもできる」と述べた。

同サイトは、ドジャースが再契約を試みるだろうとコメントしつつ、10月に調子が落ちたとはいえ、シャーザーを欲しがる球団は多いとし、ジャイアンツ、エンゼルス、レッドソックス、ブルージェイズ、フィリーズ、アストロズ、カブス、レンジャーズ、マリナーズ、メッツ、ヤンキース、故郷のカージナルス、古巣ナショナルズなど、引く手あまただろうとつづっている。

こうしたなか、ヘイマン記者はツイッターで「ドジャースが、未来の殿堂入り選手であるマックス・シャーザーとクレイトン・カーショーと再契約する可能性は高いだろう。だが、その次に契約する可能性が高いのは、シャーザーについてはエンゼルス、カーショーはレンジャーズだ」と予想した。