アストロズが初回の4点差をひっくり返し、2017年以来の世界一奪還に望みをつないだ。

初回にアダム・デュバル中堅手に満塁ホームランを許したアストロズだったが、2回にアレックス・ブレグマン三塁手の適時二塁打などで2点を返すと、3回にはカルロス・コレア遊撃手の適時二塁打で1点差に。さらにユリエスキ・グリエル一塁手の遊ゴロの間にマイケル・ブラントリー外野手が帰還して同点とした。

同回裏の攻撃で再び1点ビハインドとなるも、5回に代打のマーウィン・ゴンザレス選手の2点適時打などで、7-5とついに逆転に成功。その後、マーティン・マルドナド捕手とコレアが1点ずつ加えて勝利を手にした。

MLB公式サイトによると、7回戦制のポストシーズンの試合で、過去90チーム中1勝3敗から第5戦で勝利して望みをつないだケースは約半分の46回。そこからワールドシリーズを戦い抜いて優勝を果たしたのはわずか14チームしかない。

◆満塁弾 ブレーブスのアダム・デュバル外野手(33)が初回に満塁本塁打。ワールドシリーズで満塁弾を放ったのは球団史上2人目で、初回に記録したのはメジャー史上3人目。