エンゼルス大谷翔平投手(27)が18日(日本時間19日)、全米野球記者協会(BBWAA)の記者投票で選出される今季のア・リーグMVPに輝いた。日本選手としては、2001年に史上2人目の新人受賞となったイチロー外野手(マリナーズ)以来、2人目の快挙となった。

小人数による記者投票だけに、過去には「番狂わせ」の選考結果もあった。「打撃の神様」テッド・ウイリアムズ外野手(レッドソックス)は「本命」と目された年に3度、次点に終わった。

1941年は「最後の4割打者」で語り継がれる打率4割6厘をマークも、同年に「不滅の大記録」56試合連続安打を達成したジョー・ディマジオ外野手(ヤンキース)に惜敗。翌42年も3冠王に輝きながら、無冠のジョー・ゴードン二塁手(ヤンキース)にMVPをさらわれ、47年も2度目の3冠王ながら、すべての成績で下回るディマジオにわずか1点差で涙した。

MVPを逃した背景としては、気難しいウィリアムズの性格が災いし、一匹おおかみで無愛想といった世間の評判が定着。記者たちも投票を控えたからといわれる。まさかの落選もあったが、1946年と1949年に2度受賞した。