ドジャースなどで活躍したヤシエル・プイグ外野手(31)が9日、韓国プロ野球のキウムと契約合意したと、韓国メディアが伝えた。韓国球団が外国人選手の契約金上限としている年俸100万ドル(約1億1000万円)で、1年契約だという。

キューバから亡命したプイグは2012年6月にドジャースと契約し、13年にメジャー初昇格。身体能力の高さやパワーでたちまち屈指の外野手として注目を集め、14年にはオールスター戦に初選出された。だがスピード違反で2度逮捕されるなど素行が問題視された。18年12月にレッズに、同年7月にはインディアンスにトレード。18年にロサンゼルスのNBA試合会場で女性に性的暴行をしたとして裁判沙汰となり、この2年間はMLB球団と契約できなかった。

今季はメキシカンリーグでプレーし、裁判となっていた女性とも和解。今オフはMLB復帰を目指していたが、興味を示す球団がないとインタビューで話していた。メジャー7年間では、通算打率2割7分7厘、132本塁打、415打点だった。