タイガースが21日、今季から一塁コーチを務めていたキメラ・バーティーさんが49歳で死去したと発表した。死因は明らかになっていないが、突然死だという。デトロイト・フリープレス電子版は、ネブラスカ州オマハに住む父の家を訪問中に倒れたと伝えている。

バーティーさんは1996年に外野手としてタイガースでデビューし、メジャー6年間で通算打率2割1分6厘、4本塁打、36打点。17年にパイレーツで初めてコーチを務め、20年にフィリーズ、今季タイガースの一塁コーチに就任し、来季も引き続き同職を担う予定だった。

アル・アビラGMは「タイガースのファミリーすべてがショックを受け、悲しんでいる。選手としてもコーチとしても、優しい人柄であると同時に、チームが良くなるために全力で努力する熱意ある人だった」と話した。