2005年にヤンキースでデビューしメジャーで15年プレーしたメルキー・カブレラ元外野手(37)が14日、引退を決めたと米メディアが伝えた。09年にはヤンキースで松井秀喜氏(47)らとともにチームの世界一に貢献した。

ヤンキースで5年プレーした後はブレーブス、ロイヤルズ、ジャイアンツなど7球団を渡り歩き、ジャイアンツ時代の12年には首位打者争いをするなど活躍し唯一の球宴選出でオールスター戦MVPに輝いた。だが同年8月に禁止薬物使用で、50試合の出場停止処分を受けた。

翌13年にブルージェイズで復帰し、19年にパイレーツでプレーしたのを最後にメジャーから遠ざかり、故郷ドミニカ共和国のリーグでプレーを続けていた。メジャー通算1887試合に出場し、打率2割8分5厘、144本塁打、854打点、101盗塁だった。