ナショナルズが18日、育成部門に新たに14の役職を新設し、20人以上のスタッフを増員すると発表した。傘下マイナーの各4球団とフロリダのマイナー施設に育成担当コーチを新設した他、栄養士、メンタルスキル・コーディネーター、クオリティーコントロール・コーディネーター、アスレチックトレーナーなどが加わる。

クオリティーコントロール・コーディネーターには、内野手としてジャイアンツなどで11年プレーしたビル・ミューラー氏(50)が就任。外野手としてアスレチックスなどで15年活躍したココ・クリスプ氏(42)は外野兼走塁コーディネーターに就任する。

NBCスポーツ・ワシントン電子版によると、ナショナルズは昨季、メジャー30球団中で育成部門のスタッフが最も少なく、フルタイムのスタッフが46人にとどまっていたという。だがチームが再建期に入り、数年後を見据えて育成強化に転換したと記事は伝えている。