米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド(電子版)」が、現所属チームでは出場機会を満足に得られていないものの、ロックアウト後に他球団から獲得オファーが届きそうな注目選手をピックアップした記事を掲載。そのうち2人が大谷翔平選手の所属するエンゼルスにフィットするとしている。

エンゼルスに合うとされたのは、アダルベルト・モンデシー内野手(ロイヤルズ)とパブロ・ロペス投手(マーリンズ)。

モンデシーは2020年の盗塁王だが昨季はニッキー・ロペスに正遊撃手の座を奪われて三塁に回り、故障もあって35試合しか出場できなかった。それでも同記事では、以前から故障がちな選手ではあるが俊足のスイッチヒッターで野手の間を抜く長打も期待できることや、強肩で守備力も確かなため、他球団がレギュラーとして期待をかけるに十分だとしている。

ロペスは昨季20試合の先発で5勝5敗、防御率3・07の成績。マーリンズでは先発ローテーション入りが濃厚な位置にいるが、打線強化を優先するチーム事情から放出される可能性も。昨季は肩の故障で後半戦をほぼ棒に振ったが、メディカルチェックで問題なければ引く手あまただとみられている。