レッドソックスなどで活躍したデービッド・オルティス氏の米野球殿堂入りが25日に発表されたばかりだが、米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」は早速2023年の殿堂入り投票を予想。資格1年目となるカルロス・ベルトラン氏が選出される可能性が高いとしている。

1998年にロイヤルズでメジャーデビューを果たしたベルトラン氏は、アストロズ、メッツ、ジャイアンツ、カージナルス、ヤンキース、レンジャーズを渡り歩き、20年間で通算打率2割7分9厘、435本塁打、1587打点、312盗塁をマーク。9回のオールスター選出、3回のゴールドグラブ賞、2回のシルバースラッガー賞受賞を誇り、17年にはアストロズでワールドシリーズ制覇を果たした。

来年が殿堂入りの有資格1年目となる同氏。記事では、「資格1年目の選手では、ジョン・ラッキーとジェレド・ウィーバーがWAR(選手の勝利への貢献度を示す指標)ランキングでベルトランに次ぐ順位だが、いずれもサイ・ヤング賞を受賞していない。次はジャコビー・エルズベリーだが、殿堂入りにふさわしいと言えるのは、悲惨な結果となったヤンキースとの7年1億5300万ドル(約168億3000万円)の契約だけかもしれない」とし、「(ベルトラン氏の)他に資格1年目で殿堂入りに届きそうな選手は想像できない」との結論を出している。

殿堂入りの条件は得票率75%以上。今年はバリー・ボンズ氏、ロジャー・クレメンス氏、サミー・ソーサ氏、カート・シリング氏というような名選手が資格10年目のラストチャンスだったが選出されなかった。