エース右腕ジェイコブ・デグロム投手(33)を擁し、昨年12月にメジャー屈指の右腕マックス・シャーザー投手(37)を獲得したメッツが、さらなる先発ローテの強化を目指していると29日(日本時間30日)、地元メディアSNYが報じた。現状のローテはデグロム、シャーザー、カラスコ、ウォーカーがほぼ確定で、残り1枠をメギルらで争っている。

現在MLBはロックアウトにより移籍市場が凍結しているが、契約交渉が再開次第、獲得に乗り出すという。FA投手ではサイ・ヤング賞左腕クレイトン・カーショー投手(33=ドジャースFA)や通算219勝右腕ザック・グリンキー投手(38=アストロズFA)が未契約だが、同メディアによればFA契約ではなくトレードでの補強を目指す予定。移籍サイト「MLBTR」はレッズとアスレチックスが先発投手を放出する可能性が高いと予想し、アスレチックスからは昨季オールスターに選出された右腕バジットや左腕マナイア、レッズからは通算82勝右腕グレイらを候補に挙げている。