カージナルスで1982年にワールドシリーズ(WS)制覇を果たした元近鉄のデビッド・グリーン氏が61歳で亡くなった。カージナルスが1日に発表した。

カージナルスは死因を明らかにしていないが、グリーン氏の母国ニカラグアの複数メディアによると、最近心臓発作を起こしており、それによる合併症が原因だという。

1978年に当時17歳でブルワーズと契約したグリーン氏は、その2年後にカージナルスにトレードで移籍し、81年にデビュー。カージナルスとジャイアンツでの6年間で通算489試合に出場し、打率2割6分8厘、31本塁打、180打点、68盗塁をマークした。

近鉄では86年に1年間プレーし、67試合で打率2割7分、10本塁打、39打点、2盗塁の成績を残している。