新労使協定を巡って交渉が難航しているMLBと選手会が、17日午後(日本時間18日未明)に次の話し合いを行うと16日(同17日)、複数の米メディアが報じた。昨年12月2日のロックアウト突入以降、6度目の交渉となる。前回12日の話し合いではMLBが対案を提示したが、選手会が要求している内容とは依然隔たりがあった。選手会は若手選手の最低年俸の上昇や、タンキング(チームの順位を意図的に下げてドラフトの恩恵を受ける行為)防止のための制度作りを主に主張している。

16日は多くの球団でバッテリー組のキャンプ始動日となっていたが、ロックアウトが解除されないままこの日を迎えた。レギュラーシーズンの開幕戦は3月31日だが、予定通りスタートするには、3月頭までの合意が必要とされている。