新労使協定を巡るMLBのオーナー陣と選手会の交渉が27日(日本時間28日)、フロリダ州ジュピターのキャンプ施設で行われたが、結論は持ち越された。

米メディアによると、21日以来、7日連続となった対面交渉は、3回にわたって多項目についての折衝が繰り返された。機構関係者は「生産的な1日」と振り返り、オーナー側がデッドラインとする28日(同3月1日)も、同地で交渉を継続することになった。

昨年12月2日以来、ロックアウト(業務停止)が続いており、2月中旬に開始予定だった春季キャンプ(オープン戦)は最短でも3月8日までの延期が決定。残り1日となった2月28日までに妥結しない場合、3月31日の公式戦開幕が延期され、試合数は162試合から削減されることになっている。