パイレーツの筒香嘉智外野手(30)のドキュメンタリー映像「Road to L.A.」が4日、動画サイトVIMEOにて公開・販売開始された。辻本和夫監督が筒香から唯一、独占密着を認められ、20年のメジャー挑戦から、21年のマイナーでの奮闘も含めた軌跡を追った。「FOR REAL」「BBB」とDeNAのドキュメンタリー映画を撮ってきたころから筒香との親交を持つディレクターだからこそ、迫れた筒香の本心が明かされる。

辻本監督は「18年、19年、21年と横浜DeNAベイスターズでドキュメンタリー映画を作ってきました。当時、ベイスターズのキャプテンだった筒香は、チームのモチベーションを上げるために苦心しており、僕は映画を撮るかたわら、筒香に依頼されて、チームを鼓舞するための映像を何本か制作しました。その制作を通じて、僕は筒香と親交を深めていき、そして筒香はいつしか僕をただの映像ディレクターとしてではなく、チームの一員のように接してくれるようになりました。どんなに苦しい状況であっても、常に明るく、ポジティブに振る舞う筒香のキャプテンシーと人柄にひかれ、19年シーズンが終わり、筒香がMLBに挑戦することになっても、彼を撮り続けたいと思い、撮影を続けてきました。新型コロナの影響で渡米が制限されている中でも、他の仕事の合間を見つけては渡米し、撮り続けました。アメリカでの撮影は、映像ディレクターと選手というよりは、一緒に生活するチームの一員として、あらゆるサポートをしながら撮影をしていました。そんな僕にだからこそ撮れた映像があります。過去4年間の撮影の中で、初めて見る筒香の苦悩する表情に、自分自身、最も感情が揺れ動く撮影となりました。21年の夏に行った撮影内容をまとめての公開になります。日本でもなかなか報道されることがなかったこともあり、マイナーで筒香選手の身に一体何があったのか、見応えのある映像になっていると思っております」と熱い思いでコメントしている。