ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(29)が、球団からの総額2億3050万ドル(約277億円)の契約延長オファーを断ったと、8日付の複数の米メディアが伝えた。契約延長交渉の期限を開幕日とすることに決めており、この日までに合意に至らず。交渉再開はシーズン後になるという。

ヤンキースとジャッジはオフに年俸調停に入っており、球団のオファーは今季1700万ドル(約20億4000万円)、来季から7年2億1350万ドル(約256億円)で、これを合わせると8年総額2億3050万ドルとなる。

キャッシュマンGMは「我々はアーロン・ジャッジに今後もヤンキースにいてほしいし、彼も残りたいと考えているのは間違いない。それは明るい材料だ」とコメント。シーズン後まで交渉を中断することには「FA市場が動く時期になれば、適正価格がはっきりする」と説明した。

ジャッジは今季がメジャー7年目。17年に52本塁打でア・リーグ本塁打王となり新人王に輝いた。昨季は打率2割8分7厘、39本塁打、98打点だった。