パイレーツ筒香嘉智内野手(30)は、4番一塁で先発出場し、4打数1安打2三振だった。黒人として初めてメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンをたたえるため、背番号42をつけていた。

第1打席は2回裏の先頭で迎えた。2回表の守備で2つのゴロを処理し、体を動かしていた。フルカウントから、外角から真ん中低めに入ってくる78マイル(126キロ)のカーブを捉え、うまく中堅左へ軽打のような形で運んだ。打率を2割7分3厘に上げた。

第2打席は2-3で迎えた4回1死二塁で回ってきた。カウント1ボール2ストライクから見逃し三振を喫した。真ん中低めの93マイル(約150キロ)のシンカーだった。

第3打席は2-7で迎えた6回の先頭打者。左腕のドゥーリトルに対し、カウント1-2から4球目に見逃し三振となった。外角直球に自信を持って見逃した様子で、MLB公式サイトでも完全なボールゾーンに投球がマークされた1球だった。

第4打席は9回の先頭で、カウント2-2から中飛に倒れた。

打率は2割4分、OPSは・540となった。

14日には4試合ぶりの安打と打点をマークするなど、復調の兆しを見せていた。これで今季2度目の2試合連続安打となった。