パイレーツの筒香嘉智内野手が試合を決める今季初長打を放ち、チームを率いるデレク・シェルトン監督が称賛の言葉を贈った。地元紙「ピッツバーグ・ポスト・ガゼット」が伝えている。

パイレーツが1点を追う5回2死満塁。2球で追い込まれるもファウルで粘った筒香は、カウント1-2からの6球目、外角94マイル(約151キロ)のカットボールを左翼線にはじき返し、2者が生還する逆転の二塁打を放った。これが今シーズン12試合目の出場で初の長打だった。

シェルトン監督は、「タフな状況でのビッグヒットだった。彼は粘って、ボールを飛ばした。大きな打席だった」とコメントした。

また、この日は指名打者として出場した大注目のルーキー・鈴木誠也が7回に2死三塁の場面で打席に立ち、カブスに同点のチャンスという場面もあったが、パイレーツの5番手デビッド・ベドナー投手が速球3連発で仕留める好投を見せた。シェルトン監督は鈴木を「いいバッター」と評した上で、「デビッドはものすごくいい球を投げたよ」と振り返った。