<エンゼルス7-6オリオールズ>◇24日(日本時間25日)◇エンゼルスタジアム

【アナハイム(米カリフォルニア州)24日(日本時間25日)=斎藤庸裕】エンゼルス大谷翔平投手(27)の3つの疑問に迫る。オリオールズ戦に、珍しくアンダーソックスを見せる「オールドスタイル」で出場。4打数2安打で決勝ホームを踏み、連敗ストップに貢献した。ただ、なぜか本拠地では本塁打と打点なしの状態が続いている。また開幕から16試合、投打でフル出場中。休養日はいつになるのか-。3つの疑問を考察した。

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1回の第1打席へ向かうため、大谷が三塁側ベンチから出てきた。普段はユニホームに隠れて見えない赤いアンダーソックスを膝下まで出す、オールドスタイル。すらっと背が高く、パワフルなルックスが、より韋駄天(いだてん)風に変貌した。マドン監督は「すごくいい感じだったよ。だいぶ、背が低く見えたね。昔の感じに戻るのはいいね」と、間近から見た印象を語った。

19年5月12日、母の日にちなんでピンクのアンダーソックスを見せ、代打待機でネクスト・バッタースボックスに登場したことがある。だがこのときは、直前の打者が凡退し、打席は回らなかった。この時以外、公式戦では記憶にない。

リフレッシュで気分を変えたかったのだろう。前日まで2試合10打席無安打が続いていた。1年目の18年には、15打席連続無安打時に、練習用バットを試合で使用しトンネルを抜け出したこともある。今季4度目の複数安打。効果はあったのかもしれない。

◆オールドスタイル ユニホームのズボンを膝下まで引き上げ、ソックスを見せるスタイル。クラシックスタイルとも言う。起源は1840年代にニッカーボッカーを着用しながらプレーした米ニューヨークの野球チーム「ニッカーボッカーズ」のスタイルと言われる。近年までマイナー選手は慣例的にメジャーに昇格するまで、パンツの丈を長くすることを許されなかった。ソックスまで隠れるロングパンツより、動きやすいという声も多く、俊足の選手に好まれる。日本人選手の代表格はイチロー。09年WBCで打撃不振時には亀井ら若手がベテランに声を掛け、多くの選手が一緒に裾を上げた。