テネシー大のベン・ジョイス投手(21)が1日、米野球史上で2番目に速い105・5マイル(約169・8キロ)をマークした。

オーバーン大戦に6回から救援登板し7回に記録したもので、米大学史上では最速記録。メジャーも含めれば、10年9月24日にレッズの救援左腕アロルディス・チャプマン(34=現ヤンキース)がパドレス戦でマークした105・8マイル(約170・3キロ)に次ぐ2番目の速さとなる。

ジョイスはこの試合で53球を投げ、33球が直球。103マイル(約165・8キロ)超えは28球、104マイル(約167・4キロ)超えは15球、105マイル(約169・0キロ)超えは3球を計測。驚異的な剛腕はたちまち脚光を浴び、今季中に106マイル(約170・6キロ)到達の期待も高まっている。