パイレーツ筒香嘉智内野手(30)が今季2度目の決勝打を放った。ドジャース戦に4番一塁でスタメン出場。4回無死三塁の第2打席、昨季20勝でリーグ最多勝のウリアスから先制の右犠飛とした。外角低めのカーブをうまく拾って2試合ぶりの打点を挙げると、6回には同じ球種、コースを左前打。右腕ビッグフォードに代わった7回には、150キロ直球を左越えのエンタイトル二塁打とした。

左右の投手から右に左に長短打を打ち分けた。「バットの出が良くなっているし、いい傾向になっている」。今季4度目の複数安打となる2安打1打点で、打率を4月19日以来の2割台に戻した。「まだ完璧に操作できている感覚がないので、これからも変わらず、辛抱強くやっていくだけかなと思う」。リーグ最高勝率、最高防御率のド軍投手陣からV打を放っても、謙虚に先を見据えた。

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